本記事では、JavaScriptにおけるコメントアウトの方法やコメントを残す理由を、初心者の方でも分かりやすく解説しています。プログラミングにおいてコメントを残すことはとても重要なので、この機会に覚えてみてください!

コメントアウトとは

コメントアウトとは

コメントアウトとは、プログラムを実行しないでメモが残せる機能です。プログラムの説明やメモだけでなく、プログラムを一時的に無効化させるためにも使用できます。

コメントアウトの方法

コメントアウトの方法

「一行のコメントアウト」と「複数行のコメントアウト」の場合では、コメントアウトの方法が異なるのでそれぞれ紹介します。

一行のコメントアウト

一行の場合には、先頭に「//」と記入します。

// 一行コメントアウトする場合

複数行のコメントアウト

複数行の場合には、コメントアウトしたい内容を「/*」と「*/」で囲みます。

/*
複数行
コメントアウトする場合
*/

ショートカットキー

ショートカットキーを毎回タイピングするのは手間がかかります。すぐにコメントアウトができるように、ショートカットキーを覚えておくようにしましょう。

※エディタによって異なる可能性があるので注意してください。

<一行のコメントアウト>

  • Windows: Ctrl + /
  • Mac: command + /

<複数行のコメントアウト>

  • Windows: Ctrl + Shift + /
  • Mac: command + / または command + option + /


コメントアウトを残す理由

コメントアウトを残す理由

コメントアウトする理由は主に2つです。

  • 説明を残す
  • エラーを探す

1つずつ解説していきます。

コードの説明を残す

後で自分が見返した時や、他の人がコードを見た時に分かりやすくするためにコメントを残しておきます。なぜそのコードを書いたのか、この引数の意味は何か、などを残しておくことで、後に修正することになっても対応がスムーズにできます。

エラーを探す

コメントアウトはメモとして使用するだけでなく、エラーを探すためにも利用できます。

JavaScriptを書いている途中でエラーが出た場合、どのコードが原因なのかがすぐに分からないことがあります。そんな時は、怪しいコードを1つずつコメントアウトしていけばエラーの原因が分かるはずです。